インド映画のススメ

みなさん、映画はお好きですか?

私が最近見た映画はこんな感じです。

・ペイフォワード 可能の王国

11歳の少年トレバーは、社会科の授業中、担任のシモネット先生から「もし君たちが世界を変えたいと思ったら、何をする?」と問い掛けられる。悩んだ末にトレバーはあるアイデアを思いつく。それは"ペイ・フォワード"。他人から受けた厚意をその人に返すのではなく、まわりにいる別の人へと贈っていく…という奇想天外なアイデアだった。やがて、少年の考えたユニークなアイデアが広がり、心に傷を負った大人たちの心を癒していく…。

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・ミスエデュケーション

1993年。交通事故で両親を亡くし、保守的な叔母と暮らすキャメロン・ポストは、同性の恋人を持つ高校生。
プロムの夜、彼女は車の後部座席で恋人とセックスに及ぶが、運悪く同級生に目撃されてしまう。
それを知った叔母は、キャメロンを矯正治療施設「神の約束」に入所させるのだった。
治療に消極的なキャメロンだったが、次第に同じ施設に暮らすはみ出し者のジェーンやアダムと絆を深めていき・・・

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・パッドマン

インドの小さな村で新婚生活を送る主人公の男ラクシュミは、貧しくて生理用品が買えず 不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救うため 清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく。日々 研究とリサーチに明け暮れるラクシュミの行動は 村中の人から奇異な目で見られ 数々の誤解や困難に直面、ついには村を離れるまでの事態に。それでも諦めることなく 彼の熱意に賛同した女性パリーとの出会いと協力もあり ついに低コストで大量生産できる機械を発明、農村の女性たちに ナプキンだけでなく 彼が発明した機械を使って働く機会をも与えようと奮闘する最中、彼の運命を大きく変える出来事が訪れる――.

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最初で最後のキス

イタリア北部・ウーディネ。スターを夢見るロレンツォは、愛情深い里親に引き取られ、トリノからこの町にやって来るが、奇抜な服装で瞬く間に学校で浮いた存在に。クラスのはみ出し者だったブルーとアントニオと意気投合し、3人で友情を育んでいくが、ロレンツォのある行動がきっかけで少しずつ歯車が狂い始める――。

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今回は細かくレビューはしませんが、皆さんの参考程度になればなくらいの気持ちで載せておきます。

 

さて今回は、インド映画の魅力をお伝えしていこうと思うのですが、皆さん、インド映画と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?

大半の人はおそらく

 

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踊って!!

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踊って!!

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踊りまくる!!

 

もしくは、インド映画はいきなり踊りだしたりするからあんまり得意じゃない…、

なんて思われる方も少なくないのではないでしょうか?

実は私も今回このテーマを選んだのには理由がありまして、

私は今大学生なんですが、芸術入門という授業を受けているんですよ。その授業は映像(ほぼ映画についてのお話)のクライテリア「批評基準」を実際に映像を鑑賞しながら学ぶ授業となっているのですが、毎回授業の後半に、学生から取り上げてほしいテーマを募集して、紹介していくというコーナーがありまして、そこで私は皆に面白さを知ってもらいたい!という純粋な気持ちで''インド映画について取り上げてほしいです。"とコメント用紙に書いたわけですね。そして有難いことに先生が次の授業で少しだけ取り上げてくれたわけです。そして私は、よしよし🙂と思いながら、ちらっと周りの反応を伺います。すると、ある人はそそくさとスマホを取り出して面白がるようにインスタグラムのストーリーにのせ、ある人は顔を見合わせながらナニコレwといった反応を示すわけですね。

みんなが皆んなではないですが、そういった反応をする人は少なくないということを目の当たりにして、少しばかにされたようでショックを受けました。

そんで私は今回皆様にインド映画はただ踊るだけじゃないんやぞ!恋愛、宗教、差別、家族愛、貧困などなどたっくさんの要素がうまーく一つの映画に盛り込まれていて学びの要素もたくさんな魅力たっぷりなんやぞ!!ということをお伝えしたいという思いに至ったわけです。

 

それで今回は私のおすすめインド映画

3選!!

をお伝えしていこうと思います。

 

1.LION 25年目のただいま

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あらすじ

インドで迷子になった5歳の少年が、25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話を、「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテル、「キャロル」のルーニー・マーラニコール・キッドマンら豪華キャスト共演で映画化したヒューマンドラマ。1986年、インドのスラム街で暮らす5歳の少年サルーは、兄と仕事を探しにでかけた先で停車中の電車で眠り込んでしまい、家から遠く離れた大都市カルカッタコルカタ)まで来てしまう。そのまま迷子になったサルーは、やがて養子に出されオーストラリアで成長。25年後、友人のひとりから、Google Earthなら地球上のどこへでも行くことができると教えられたサルーは、おぼろげな記憶とGoogle Earthを頼りに、本当の母や兄が暮らす故郷を探しはじめる。

レビュー

この映画が実際にあった出来事だというのは驚愕です。サルーの運の強さ、勘の鋭さにただただ感動させられます。迷子になって彷徨う道中に描かれているインドは本やセミナーなどではなかなか読み取れないインドの環境の劣悪さ、一部の大人たちの卑劣な行動がリアルに描かれていて、刺激を受けました。また映画の最後には俳優ではなく本人と里親と母親が再開する場面が登場し、エンディング曲でもあるSiaの素晴らしい曲もあいまって涙が止まりませんでした。

2.pK

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あらすじ

留学先のベルギーで大失恋し、今は母国インドのTV報道局で働くジャグー(アヌシュカ・シャルマ)は、ある日地下鉄で黄色いヘルメットを被り、大きなラジカセを持ち、あらゆる宗教の飾りをつけてチラシを配る奇妙な男(アーミル・カーン)を見かける。チラシには神様の絵に「行方不明」の文字。興味を持ったジャグーは、「PK」と呼ばれるその男を取材することに。「この男はいったい何者?なぜ神様を捜しているの?」しかし、彼女が男から聞いた話は、にわかには信じられないものだった―

レビュー

この映画は、5割宗教、2割恋愛、3割コメディといった感じでした。といっても、主人公は人間ではなく宇宙人という設定で、そうすることによって地球でもはや当たり前となっている考えや物事を何の偏見もなく、純粋な心で見て、常識となっているものに疑問を抱き始め…、といったストーリーになります。宇宙人といっても最初は素っ裸で登場したのでどうなることかと思いましたが、ストーリーが進むにつれて、彼のチャーミングな性格や仕草がツボになり、映画自体は少し長いのですが、最後まで飽きずに楽しめました。内容としては、割と真剣なストーリーにもかかわらず、あいだあいだにコメディ要素が存分に挟まれているのでとても満足できましたね。

3.きっと、うまくいく

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あらすじ

日の出の勢いで躍進するインドの未来を担うエリート軍団を輩出する、超難関理系大学ICE。エンジニアを目指す天才が競い合うキャンパスで、型破りな自由人のランチョー、機械より動物好きなファルハーン、なんでも神頼みの苦学生ラジューの“三バカトリオ"が、鬼学長を激怒させ、珍騒動を巻き起こす。 抱腹絶倒の学園コメディに見せつつ、行方不明のランチョーを探すミステリー仕立ての“10年後"が同時進行。根底に流れるのは学歴競争。加熱するインドの教育問題に一石を投じ、真に“今を生き
る"ことを問いかける万国普遍のテーマ。

レビュー

この映画は、私が初めて見たインド映画でもありハマるきっかけとなった映画でもあります。インドの教育問題や、学歴社会に疑問を投げかけつつ、それらに四苦八苦する学生たちの現状と、自分の意思を貫き通し、かつ友情も大切にする主人公ランチョーのかっこよさに惚れぼれすること間違いなしです。あいまあいまに挟まれる歌とダンスもどこか可愛らしくてコミカルで、これぞインド映画の醍醐味!といった感じで、考えさせられては、明るく元気なダンスに救われ、切なくなっては、救われ、と感情が忙しい_(:3 」∠)_でも私は大満足でした。

 

以上わたしのおすすめを3つ紹介しましたが、いかがだったでしょうか?少しでもインド映画って意外と面白そうかも?っと思っていただけたら嬉しい限りです。

というのも、レンタルビデオ屋さんが扱っているインド映画はまだまだ限られていて、見たいものを見つけても取り扱いがなかったりもどかしい状態なので、少しでも多くの方にインド映画を好きになってもらって、需要を増やしつつ、田舎者の私がお金を惜しんでまで都会のインド映画祭に行かずとも色んな映画を身近に楽しめれば…という策略でした( ̄∇ ̄)

どうかお許しを。

 

拙い文章を最後まで読んでくださりありがとうございます!

はにろあでしたばいばい😺